野菜の病害虫

芽キャベツによくいる害虫は、アオムシとヨウトウムシです。モンシロチョウが飛んでいれば卵を産みつけて、しばらくすると幼虫がでてきて、葉裏から葉を食害して大きくなり、数がたくさんいれば拡散して被害が大きくなります。ヨウトウムシは蛾の幼虫で、成虫の体長は20mmくらいで、葉の裏に1000個以上の卵が産みつけられていますので、孵化して食害していき、大きくなるにつれて分散して被害が増えていきます。成長するにつれて夜に活動するのでとてもやっかいな幼虫です。これらの幼虫を見つけたらベニカベジフルスプレー を使うと効果的です。約1か月も薬の持続性があり、葉の裏側まで浸透して退治してくれます。

トマトを栽培していると、トマトの尻が茶色くなってきて腐ってくる場合がありますが、これは尻腐病と言って、生育に変化がおきてしまう現象です。トマト農家の人は、何が原因かわからず、そのまま状態が悪いトマトをもぎとって処分してしまっております。この症状は、病原菌や害虫が原因ではなく、畑の土壌中のカルシウム不足や根の発育不足からおこっております。これを防止するには、苗を植えつける前に苦土石灰 を施して不足分を補っておくととても良いです。あとは、乾燥に気をつけて水と肥料を与えてトマトの根を健康に育ててください。

キュウリを栽培していると、気がつかないうちに、葉に小さな斑点が出来てきて、これを放置しておくと、どんどん増えていき黄色の斑点がたくさん増えて葉の裏がカビだらけになってきます。梅雨の時期には、湿度も高くなるのでベトベトになってきます。黄色の斑点が出て来たら、べと病なのでこのサンボルドー を水で薄めて散布するとよいです。この薬の成分は、塩基性塩化銅なので斑点細菌病・カビなどにはとてもよい効果を発揮します。

コマツナの生育適温は20度前後で比較的冷涼な気温を好みます。暑さにも寒さにも強いので栽培している方は多いと思います。種をまいてから40日くらいで収穫できるのでとても便利な野菜です。
しかし、このコマツナに好んで卵を産みつけるヨウトウガという蛾がいるのですが、葉の裏にびっしりと卵を産みつけ、孵化した幼虫は集団で食害していき、大きくなるにつれて分散して食害していくので、コマツナの葉もあっというまに食べつくされてしまいます。最初の卵を産んだ時期にその葉を処分できればいいのですがコマツナをたくさん栽培していると一つ一つ葉の裏を調べるわけにはいかず、どうしても毛虫の被害にあってしまいます。そんなときはベニカXファインスプレー を散布すればすべていなくなりますので毛虫の被害にあっている方は使用してみてください。

ウリハムシ

ジャガイモの葉にいたウリハムシです。この虫がいるとジャガイモの葉を丸く食害していきます。幼虫は根を食害していくので、幼虫が増えると地上部は枯れていきます。成虫は、すばしっこく飛びまわるのでマラソン乳剤 を散布すると効果があります。幼虫の被害のほうが深刻なので幼虫を退治するときはダイアジノン粒剤3 を土に混ぜると効果があります。