大根の葉を穴だらけにした害虫

大根の葉を穴らだけにした害虫

今日、斉藤さん(近所の人)と畑で大根にいた害虫について話したのでお書きいたします。
今年は、大根の葉にも小さな穴がたくさん開いておりました。大根の葉の表や裏をよく見ていくと、黒くて小さな虫がいます。この虫を捕まえようとすると、「ポロリ」と地面に落ちてすぐにどこにいったかわからなくなります。

この虫の名前は、ダイコンサルハムシといって、黒くて光沢があるので、皆さんもすぐにわかると思います。この虫のことについては、以前、記載したのですが、また書いておきます。
この虫は、冬の寒さにはとても強く、寒い冬でも葉を見つければ食害していきます。成虫の寿命は、500日くらいもあり、生命力はとても強いです。生きている間に産む卵の数は、なんと1000個以上も産卵するので、駆除しないで放置しておくとものすごく大量に発生します。

この虫を見つけたら、しばらく観察するとわかるのですが、ハネがあるのにあんまり飛翔せず、歩行で活発に動き回ります。自分の畑の大根の葉が穴だらけになっていたら、近所の畑の大根の葉も見てみてください。同じように穴だらけになっているはずです。自分の畑の大根の葉に薬を散布しておかないと、あっという間にどうにもならないほど、穴らだけになっていってしまいます。

この虫を捕まえようと思っても小さくて地面に落ちるとわからなくなってしまいますので、駆除をするには、このダイコンサルハムシに効く薬を散布しておけば、飛翔して、葉にやってきた虫は、すべて退治することができます。

薬の使い方は簡単で、箱の中に入っている1袋を1リットルの水に溶かして、噴霧器で散布するだけでOKです。全体的にかかるように散布しておいて、数日たってから葉を見てみればわかると思いますが、葉の上で動かなくなっていたり、虫による食害がストップしているので、すぐに退治できたというのがわかるかと思います。薬の効き目も長いので、安心して野菜の成長を楽しみに待つことができます。私が見ていて思うには、やはり温暖化の影響で予想もつかないような害虫が大量に発生しているような感じに見えます。皆さんも大事に育てている野菜の葉が穴だらけにならないようにしていきましょう。

“大根の葉を穴だらけにした害虫” への2件の返信

    1. なんだか近年、ものすごく多くなってきた気がします。数が多いので、駆除も大変になってきました。昆虫の時代が訪れているようです。

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