玉ねぎの苗までかじってしまう害虫の正体は!?

玉ねぎ 害虫

私の畑には、毎年、玉ねぎをたくさん植えておりますが、収穫の時になって掘り出してみると、たまねぎの根と苗をかじられておりました。その時は、あれ!?コガネムシかなって思ったんだけど、コガネムシは、マメ科の植物の根を餌にして育つので、違うなって思って、色々と調べているとカナブンが怪しいって思いました。

カナブンの幼虫は、腐葉土を食べて育ちますので、そこに野菜などの根もあると一緒に食べてしまうんです。じゃあ、カナブンだって思っていたら、ある幼虫を発見しました。苗の根元にいた害虫がいて、調べてみると蛾の幼虫でした。この蛾の幼虫が玉ねぎの苗をかじっていたんです。

それで、まだ、何かいるのかと思い玉ねぎのあった場所を丁寧に掘ってみると、ネキリムシもいました。ネキリムシは、夜間に地表へ出て茎を食害していくので、昼間は土の中に潜っているので退治するのが困難な害虫です。蛾の幼虫とネキリムシの2種類が混じって玉ねぎに被害を与えていることがわかりましたので、すぐにこの土の中の害虫を退治する薬を土の中に混ぜておきました。

薬を散布してからは、次の野菜に対しての害虫の被害はなくなりましたが、玉ねぎの苗を植える前に、薬を土の中に混ぜておく方がよいと思います。皆さんも野菜を栽培していて気がついていると思いますが、やたらと害虫が多くなってきたと思いませんか?育てている野菜に害虫が来た時に、1種類だとおもわず、良く調べてみると数種類の害虫が群がっていることが多くなってきたと思うんです。

早めに見つけて、害虫を駆除し、美味しい野菜を手に入れましょう。

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