サザンカの葉の裏に小さな黒い虫が群がっている害虫の名前!

サザンカにいる害虫

サザンカは、皆さんも知っていると思いますが、冬に赤い花を咲かせるので、とても美しく人気の植物になります。うちの庭にも毎年咲きますので、花が咲くと近所の人たちと花の話などをして楽しく過ごしております。花の色も白・ピンク等の色もあり、この植物を庭に植えている人は多いと思います。

この植物は、剪定をして風通しをよくしておけばよいのですが、風通しが悪くなると害虫を呼び寄せることになってしまいます。私の家では、以前、剪定をしない年があったんですが、その年に葉の裏をみたら小さな黒い幼虫がたくさんいたことがあります。この黒い幼虫は、チャドクガの幼虫でした。

チャドクガに関しては、前の記事にも書きましたが、とても危険な蛾の幼虫になりますので、書いておきます。幼虫は体に毒針毛を持っているので、触れただけで湿疹や激しいかゆみの症状が出てきます。この毒は、ヒスタミンなどの毒になります。

毒針毛はとても抜けやすい為に、風に舞ったりすることで拡散していきます。毒針毛の表面をよくみると小さなトゲが無数にあり、人間の皮膚に付着すると抜けにくくなっております。幼虫が、成虫になると飛びまわるので、追いかけて殺虫剤をかけたりすると暴れて毒針毛をまき散らすことにもなりますので注意が必要です。

この幼虫がいることを知らないで放置すると幼虫が大きくなって散らばっていき、すべて見つけるのにも苦労しますし、毒針毛にやられてしまう可能性も高くなってきます。

成虫は、一度の産卵で100以上産みますので、放置するととんでもない数になることは、みなさんもわかるかと思います。

貴方の家のサザンカにチャドクガの幼虫を見つけたら、風の強い日は駆除するのを避けてください。風の強い日は、毒針毛が風にのって飛び散る可能性がとても高いです。できるだけ風のない日を選んで駆除するようにしてください。

このチャドクガの幼虫の駆除の仕方ですが、風のない日に、このチャドクガに効く薬を幼虫にむかって散布するだけでOKです。散布したら、離れていればすべての幼虫が地面に落ちて駆除することができます。この幼虫は毛が抜けやすく風下にいると毛の被害に遭いやすいので、早めに駆除するのを心がけましょう。

尚、サザンカを剪定するときは、3月の中旬頃がよいと思いますので、参考にしてください。

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