サラダ菜を栽培しているときに黒い海ブドウみたいなものが出てきた時

サラダ菜

私の知人に遠藤さんという人がいるのですが、遠藤さんの娘さんはプランターでいろいろな物を栽培しております。娘さんから電話で、「サラダ菜に何か黒い海ブドウみたいなものや?ゴマみたいなものがあるんだけど?」と言われたので、行ってみることにしました。

家に訪れてサラダ菜を見てみると、かなり被害が進んでおり、食べられるような葉は無い状態になっており、葉がボロボロになっていて黒い粒がたくさんありました。
この状態をみて、すぐにわかりましたが、これは「ヨトウムシ」という蛾の幼虫の仕業になります。

この幼虫は、やっかいなことに夜に活動し、葉をどんどん食害していきます。
成虫の体長は、約15mmくらいで黒や灰色をしており、幼虫は、体長30mmくらいになっていて頭の後ろをよく見ると、黒いまだら模様があったり、体の両側にピンク色の斑点があったりします。

現在、温暖化でかなりの勢いで増えていっており、成虫が飛んできて葉に卵を産み付けることで
発生します。1匹あたりの卵の産卵数は、約1000粒ほどにもなり、ふ化すると大量に発生します。

卵の直径は約0.5mmくらいで、丸い形をしており、卵から出た幼虫は、昼間は土中にいて、夜になると集団で這い出てきて葉を食害していくんです。
皆さんが寝ている間に、うじゃうじゃと出てきて葉を食害していくので、虫が嫌いな人にとっては
恐ろしい光景になるかと思います。

私はすぐにこのヨトウムシに効く薬をサラダ菜の根元にパラパラとまいておきました。

それから数日たって電話が来たのですが、被害はなくなり、サラダ菜も葉はボロボロですが元気になってきたと言っておりました。

畑で、サラダ菜をたくさん栽培している人は、葉に食べられたようなあとがあり、黒いつぶつぶがたくさんあるようでしたら、ヨトウムシの仕業になるので、早めに薬をまいておくと早めに退治することができますので、参考にしてください。

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