ミニトマトをご家庭で栽培している人は、多いと思います。私の家や近所の人も、ミニトマトは必ず栽培して、できたものを収穫して食べております。
トマトは、原産地が南米のアンデス高原になっています。ここの気候は、乾燥していて日が良く照り、昼夜の気温差がある環境になっているので、同じような環境だと、よいミニトマトができます。
私の畑では、甘いミニトマトを作るために、排水をよくしてあげて、雨よけをして水分をコントロールしているので、毎年、甘いミニトマトができます。
はじめてミニトマトを栽培してみようと思う人は、千果、ピンキー、ミニトマトキャロルパッションなどがおすすめになります。これらは、丈夫でとても育てやすい品種になっているので、はじめての人でも成功すると思います。
しかし、今年は、すでに天気の様子がおかしいので、なんとなく雨が多い年になると思います。雨が多くなって注意しなければならないのが、青枯病です。青枯病は、上部の葉から萎れはじめていき、昼間に萎れて、夜になると回復するような状態を数日間繰り返します。
これを繰り返していると、徐々に株全体に広がっていき、すべて駄目になっていきます。
ご自分で栽培しているミニトマトの上部の葉が萎れはじめてきたら、この青枯病に効く薬を500倍に薄めて散布してください。この薬は、ミニトマトの治療だけでなく、植え付け前に予防的にまくことで、病気を防ぐことができます。今年は、空を見ても天気がおかしいのは、皆さんもわかると思います。早めに薬を散布しておき、病気の予防をしておきましょう。