シクラメンの葉の裏で虫が動いていた時の対処方法

シクラメン

シクラメンは、私の家でも鉢に植えてある物が3つほどあります。
このお花は、見ているだけでも美しく、人気もあるのですが、害虫もやってきやすいお花になっております。葉や花を見て、何か異変が感じられるようでしたらチェックした方が良いと思います。

私の家では、以前、シクラメンホコリダニというものが発生したことがあります。
これは、体長0.5mmくらいの小さなハダニになります。この害虫は、シクラメンに大きな危害を与える害虫として知られております。肉眼でみると、とても小さいので見つけずらいですが、よくみると見えるようになってきます。

虫眼鏡を使ってみると、はっきりとした姿を見ることができます。成虫は、長円形になっていて、体長0.2mmくらいで小さく、クモのような形をしています。雌は、雄よりも少し大きく体長0.5mmくらいになっています。

体の色は、幼虫の時は、黄色っぽい色をしていますが、成虫になると茶色になっています。
雌は、春になると白い卵を30個くらい産みます。1週間ほどたつと孵化して幼虫になります。
幼虫は、新芽や若葉の所にいることが多いので、見つけるのが難しく、長い間、生息できるのです。

シクラメンホコリダニは、湿度が80%以上になり、温度が15度以上になると活発に活動し、数も増えていくので、花の被害は広がっていきます。被害にあった葉は、新しい葉の縁が丸まっていたり、花が引きつっていたり、葉柄が奇形になったりします。花への危害があると、蕾は乾燥し、
干からびた状態になり、花弁は落ちていくようになります。シクラメンホコリダニは、吸引するための口器をシクラメンの柔らかい組織にのみ刺せるので、新芽や若い株の被害が多いのです。

駆除方法ですが、このハダニ類に効く薬を1000倍に水で薄めて散布してください。散布してからすぐに効果がでてきて、シクラメンにいるハダニは退治できると思います。いくつか、鉢がある場合は、そちらにもいる可能性があるので、散布しておいたほうがベストになります。

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