サボテンがネジラミという害虫にやられたときの対処方法

セッコウ

サボテンは、皆さんも知っていると思いますが、砂漠にあり、小さなトゲがたくさん生えている植物です。サボテンは、乾燥地帯などの過酷な環境で生きているので、乾燥に強く、再生しやすく、
他の植物に比べると育てるのが簡単になります。

玄関に飾っておくと、緑色をいれることができるので、綺麗なこともあり、女性にも人気です。
実は、昔、サボテンがとても流行った時期があり、私も一つ植木鉢に入れて育てていました。
どの種類かといいますと、雪晃(セッコウ)というサボテンになります。これは、球型になっていて、細かい白いトゲがたくさんあります。鮮やかな赤い花を2週間くらい咲かせるので、私もお気に入りのものだったのです。

しかし、当時、サボテンが人気だったので、近所に佐藤さんという人がいるのですが、どうしてもほしいというので根気にまけてあげてしまったんです。その人は、いろいろなサボテンを集めており、10種類は玄関の入り口に台をつくって飾っておりました。
ゾウゲマル、タンゲマル、キンエボシ、キンシャチ、シャチガシラ、カブトマル、ヒカギョクなどが綺麗に並んでおりました。好きな方なら、この名前をみて、自分も持っていると思った方はいらっしゃると思います。

それから1年たった頃、佐藤さんがやってきて、もらったセッコウが元気がないので、見に来てくれ、と言ったので、見てみると、セッコウが元気がないような感じで、少し、しぼんでしまっているような感じに見えました。鉢をよく見てみると、1mmくらいの小さな白い虫がちょろちょろしており、においをかいでみると消毒薬のような鼻にくるような臭いがしておりました。
私は、もしかして、「ネジラミにやられているかも?」って言って、許可をもらってセッコウを鉢から引き抜いてみました。すると、根に白い粉がついていたので、やっぱりネジラミにやられておりました。

ネジラミがいると、被害が広がっていき、すべてのサボテンが駄目になるので、急いで、このネジラミに効く薬をすべてのサボテンのまわりにまいてから、水を少しあげてあげました。こうすることで、薬の成分が少しずつ、土の中に染みこんでいくので効果があるんです。

それから、1ヶ月ごとに、サボテンの様子を見に行きましたが、どれも元気で大丈夫でした。何か様子がおかしく、しぼんでいったり、白い虫がちょろちょろしていたり、臭いがでてきたらネジラミの可能性が大になりますので、その時は、薬をまいてみてください。

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