カーネーションの蕾の中の花を食べる害虫は何か?

カーネーション

カーネーションと聞くと、思い浮かべるのが母の日の花だと思います。花もとても可愛いので
庭に植えている人も多いと思います。

カーネーションを庭に植えるときは、西日が当たらない暖かい場所に植えると良いです。
植えるときには、穴を掘ってから草花用培養土に川砂を少し混ぜたものを穴の中に入れて、そこへカーネーションを植えます。花が咲いたら、熱い夏以外は、肥料を定期的にあげるほうが良いです。

私の家から少し離れたところに、大西さんという人がいるのですが、カーネーションが大好きで、
庭にたくさん植えており、春になると、ピンク・オレンジ・黄色・紫の花がたくさん咲き、お花が好きな人は、そこに集まってカーネーションの話をしている姿をよく見かけます。

私もこのお花の咲く頃になると、遊びに行って花を見ることが多いです。
3年前だと思いますが、春になってカーネーションの花が見たくて、遊びに行くと、一部の場所(シャボージャイアントミックス)のカーネーションの花が咲いていなかったのです、大西さんと話をすると、「今年は、ここの場所だけ咲かないんだよね-」って言っていたので、それはおかしいですよって言って、よく花を調べてみると、蕾の中が空っぽになっており、中から黒っぽい虫がたくさんいたのです。

この虫の名前は、クロウリハムシといいます。この虫は、体長が約5mmくらいで全体的に黒くなっており、頭部・胸部・腹部は黄色くなっております。
人家付近に多く見られ、カーネーションの花の蕾を見つけると、飛んでいき、蕾の中に入り、円形に傷をつけ、円形の中のものを食べております。これをトレンチ行動といって、植物が出す物質の流入を遮断する効果があるといわれております。

クロウリハムシがいると、あっという間に、蕾の中の花は食べられてしまいます。
この虫は、数が多いので、捕殺していたら間に合わないので、クロウリハムシが潜んでいる場所に、このハムシに効く薬を散布したところ、すぐに退治することができました。

この薬の使い方は簡単で、水に1000倍に薄めてから散布してください。このハムシがたくさんいるときは、近くの家にもいる可能性が大になりますので、花に散布しておけば、飛んできたハムシはすべて退治することができます。

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