白菜も穴だらけにしたダイコンサルハムシ

ダイコンサルハムシ

うちの近所の畑(斉藤さん)の白菜に人が集まって話をしていたので行ってみると、白菜が穴だけになっておりました。斉藤さんは、「こんなになるまで気がつかなかったけど、いったいなんの虫がやったんだろう」と言っていたので、私が教えてあげることにしました。

これは、前回記事にした虫とおんなじ虫の仕業になります。そう!ダイコンサルハムシの幼虫と成虫が葉を食い荒らしていました。白菜の被害を見ると3分の1ほど葉を食い荒らされており、まだ、中央の白菜までは被害が進んでないので、急いで、駆除することにしました。
荒らされている状況をみてから判断したのですが、虫は100匹近くいるような状態です。この近くの畑を見ても、やはり、この虫の被害があり、全部の虫の数を数えたら1000匹は超えていると思います。

今年は、ダイコンサルハムシの被害が多いね~って、皆に言いましたが、この虫の名前を知っている人はいませんでした。モンシロチョウか毛虫がきて食べたような感覚になっていたみたいです。そこで、畑で、この虫の生態について前回と同じように教えてあげました。

ダイコンサルハムシ

虫は黒藍色で光沢のがあり、さわろうとするとポロッと地面に落ちてわからなくなります。この虫は、寒さにはかなり強く、冬でも暖かいと葉を見つけて食害しております。成虫の寿命は500日くらいあり、かなり生命力は強いです。生きている間に産む卵の数は、1000個以上産卵するので、放置しておくと大量に発生してしまうことになります。ダイコンサルハムシは、ハネがあるのにあんまり飛翔せず、歩行による移動がほとんどで、活発に動き回ります。

と、皆に詳しく教えてあげると、虫の名前とこのままにしておくと数が増えて危険ということは、つたわったみたいです。駆除の仕方も教えてあげることにし、このダイコンサルハムシに効く薬1袋を1リットルの水に溶かし、こうやって畑に噴霧器で散布してあげれば、すべての虫を退治できると教えてあげました。今年は、この虫の数が圧倒的に多いので、これから作る野菜にも薬を散布しておけば大丈夫なことを教えてあげました。

しかし、ほんと今年は、この虫が多いですよ。

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