テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)の駆除方法

テッポウムシとは、カミキリムシの幼虫のことで、昔から、カミキリムシの幼虫のことは、テッポウムシと呼んでおります。人家付近に現れるカミキリムシは、ゴマダラカミキリ・ミヤマカミキリ・リンゴカミキリ・キボシカミキリ・ヤハズカミキリなどが有名で、まだまだカミキリムシの種類はたくさんおりますが、これらの幼虫をテッポウムシと呼んでおります。これらのカミキリムシは、モミジ・カエデ・イチジク・バラ・サクラ・椿・柑橘・梅などの木の近くで多く見かけることがあると思いますが、それぞれが好きな木の根元で産卵をします。卵から孵化したテッポウムシは、1年~2年の長い間、木の内部を食い進みながら成長していきます。知らないで、放置しておくと、その木はやがて枯れていきます。被害に合わないためには、早めに見つけて駆除をするのが一番よいです。成虫を見つけた場合は、すぐに捕殺してください。

次に幼虫の見つけ方は、みなさんの庭の木の根元をみて、木の幹周辺におがくず状の糞があれば、木の中にテッポウムシがすでに入っております。おがくず状の糞を見つけたら、それを取り除くと、木に穴が開いていると思います。そこへ、カミキリムシに良く効く薬を穴の中に入れて、シューっとガスを入れてください。このガスが穴の中へ入っていきますので、テッポウムシはすぐに死にます。早めに、おがくず状の糞のあとを見つければ見つけるほど効果は大になりますので頑張ってみてください。

これらのテッポウムシに対する予防法ですが、かなり大きな木になる場合は、不織布を買ってきて、木の根元から30cmくらいの部分まで巻き付けます。細い木の場合は、木の根元から30cmくらいの部分までアルミホイルを巻き付けておきます。これは、カミキリムシは、光る物を嫌うので効果があるのです。テッポウムシに対する予防法をしておけば、かなりの確率で防げると思いますので参考にしてください。

カミキリムシの幼虫の大きさは、その種類によって大きさが異なります。木にある、おがくず状の糞の量や木の穴の大きさは、大小があります。大きい穴の場合は、大きいカミキリムシになります。小さな穴の場合は、小さなカミキリムシになります。穴が大きくても小さくても、薬を穴の中に、シューっと入れれば問題は解決すると思います。

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