猿を追い払い、二度と来なくする方法

私の友人は、柿農園をやっており、地元でも評判の美味しい柿として知られております。その友人から先月、相談したいことがあるといわれたので行って話を聞いてみると、猿が柿の木に登って
収穫前の柿を食べてしまうので、なんとか追い払えないか?ということです。みなさん、知っていますか?猿って柿の美味しいところを一口食べたらあとは、捨ててしまうのです。それを繰り返すので、子供のように手間暇をかけて柿の木を育てている農家の人達にとっては、怒りがこみあがってくるほど悔しい気持ちになります。私も友人が被害にあった柿園を見たときに、「これは酷すぎる!」と思ったほどです。私は、すぐにヘビのおもちゃをすすめたのですが、友人は、これだと祖母やお客さんがこれをみたときに、びっくりして転がって怪我をする可能性があるので他に方法はないのか?と聞かれたので、それなら猿がもっとも恐れているオオカミのおしっこを猿が来る山際の木や草むらにまいておくと来なくなるよと言ったところ、それを試してみたいといったので早速、購入しました。オオカミのおしっこは、ウルフピー と呼ばれていて、これをダイヤスプレー
に入れて猿が来る山際の木の根元や草むらにかけておきます。あっ!注意しておきたいのが、私がこの霧吹きを使うのは、他の安いタイプのだとすぐに壊れてしまうからなのです。これは1年使ってもぜんぜん壊れないし、オオカミのおしっこも使いおわったら、洗って他のことにもつかえるのでこれにしております。このオオカミのおしっこって、野生だからとてつもなく臭いにおいがするのだろうと思っている人が多いと思いますが、においを嗅いでみると、夏によくやる花火のにおいがします。これが、ほんとうに、オオカミのおしっこなのだろうか?と思うくらいです。猿が荒らしたまわりをよく調べてみると、柿園の裏には猿が来そうな山がありましたので、そちらの山際の木の根元や草むらに1m間隔くらいにまいておきました。しばらくして友人に電話で聞いたところ、ウルフピーをまいてから1ヶ月はたちましたが、猿の姿は1匹も見なくなったといっております。猿がオオカミを恐れるのは、オオカミは音もなく忍び寄って猿の子供や年老いた猿を襲って食べることがあるので、このオオカミのおしっこの匂いがしただけで逃げてしまうようです。まさに、これは、野生には野生の力を利用した駆除方法を言えるでしょう。

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