イノシシに効果のある撃退方法は、これだった!

今年の、春に知人から、竹林にイノシシが出て困っているとの連絡がありました。早速、行ってみると、竹林の地面が掘り返されておりました。まず、驚いたのが、地面から30cmも下のタケノコを見つけて、それを掘り出し食べているのです。何故、いのししは、このようなことができるのだろうと思いました。犬の嗅覚でさえ、地面の中の匂いまではわかりません。そこで、イノシシの嗅覚を調べてみると、犬の何倍もの嗅覚があることがわかります。地面の中の匂いまでわかるということは、人間や犬までもわからないような、かすかな匂いもわかってしまうことになります。だから、どんなに遠くにいても、その匂いがする方へ行き、食べ物を探し出してしまうことがわかりました。これをなんとかする方法はと、いろいろ考えていると、もしかして、この鋭い嗅覚が弱点になるのだろうと思い、イノシシが嫌がる匂いを調べてみました。すると、唐辛子、ショウガ、シソ、白ネギ、ミント、ニンニク などになり特に唐辛子は、嫌がるみたいです。唐辛子には、何が入っているのか調べてみると、カプサイシンが多く含まれております。人間がこれをなめると辛いという感覚が襲ってきます。動物がこれを舐めると辛いという感覚ではなく、痛いという感覚が襲ってきます。私は、これだなって思いました。このカプサイシンが入っている便利なものはないかと調べてみると、やはり、ありましたね!すぐに、イノシシ用に開発されておりました。まずは、この長谷弘工業 イノシシなぜ逃げる? 10シートイリ HBI-10を5つ購入しました。知人の竹林が広いのでこのくらいは必要になりますので、シートは50枚になります。それを以下の画像のようにして、ひもを張り、シートをセットしていきます。その下にさらに、いろいろな種類の唐辛子が入っている強力なカプサイシンの粉を購入して、ひもの下にまいていきます。何故、この粉をまくかというと、イノシシは地面の匂いをかぎながら移動するので、これがまいてあることによって鼻に直撃します。鼻からこの粉が入ると、強烈な痛みに襲われるため、このようにしたのです。竹林を荒らし放題したイノシシに罰を与えるためにこのようにいたしました。

イノシシ撃退

セットして、数日してから知人のもとを訪れてみると、翌日からこなくなったみたいです。私が、竹林に行ってみると確かに被害はでておらず、タケノコも地面からでてきておりました。竹林に近い山の中を調べてみると、来た足跡がありますが、あきらめて戻ったみたいです。鼻にカプサイシンの粉が入れば、ものすごい痛みに襲われるので、痛みを覚えた、いのししは近寄ることができないでしょう。この噂を聞いた人が、畑にくるので困っていると言われたので、その人の場合は、以下のようにしてセットしてみました。

イノシシ撃退方法

畑の周りに、杭を打ち込み、ひもを張ってから、シートをつけていきます。ひもの下には、カプサイシンの粉をまいていきます。これをしたところ、やはり翌日からこなくなって畑の中は荒らされていなくなったそうです。かなり、いのししには効果があるとわかりました。電気柵をセットしている人もいますが、それをくぐり抜けてくるイノシシがいます。電気柵の場合は、いのししの鼻に電気が流れないと効果がないんですよ。イノシシは分厚い毛皮に覆われているため、体に電気の線があたっても効果がないためくぐり抜けてきます。そういう場合は、上の図のように、シートをつるしていけば、かなりの効果があります。罰を与えたい人は、カプサイシンの粉を下にまいておけば、イノシシにいままでの恨みを晴らすことができるでしょう。

バラゾウムシが大量発生した時の駆除方法

バラゾウムシ

皆さん、これ何だか、わかりますか?この虫、体長2mmくらいの小さなゾウムシで、バラゾウムシっていいます。近所の農家の人から家の中にたくさん小さな虫が出て困っていると言われたので、行ってみると、このバラゾウムシが大量に歩いているんです。そして、このバラゾウムシを触ろうとすると、下のようになります。

バラゾウムシ

なんと!?死んだふりをするのです。このバラゾウムシは、名前の通り、バラの花に多くいて、象の鼻のように伸びたストロー状の口でバラの葉やつぼみに穴をあけてエキスを吸います。穴の開いた葉は、そこから先に水分が行き渡らなくなり枯れてしまいます。毒を持っていないので、触っても平気ですが、なんと言ってもたくさんの卵を産むため、この虫がいるとかなりの数のバラゾウムシがあっという間に増えているのが現状です。

この虫の駆除方法ですが、最初は、ペットボトルに入れて、捕まえていたのですが、捕まえても捕まえても出てくるんです。100匹近く捕まえても、まだまだ出てくるんです。しかも、ペットボトルの中を見てみると、登ってくるんですよ。ビンに変えて入れてみても、同じように登ってきます。つるつるした面でも登ってこれるのは、とてもやっかいな虫だなって思いました。この虫が異常に発生した原因は何かと思い調査してみました。家の中を見ても何もなく、では、どこから増えたのか色々調べてみると、なんと倉庫に小麦の茅がたくさんあったんです。それをどかしてみたら、うわ~~いるわいるわ、かなりの数のバラゾウムシがたくさんいました。その数は、数えきれませんでしたが、3000~5000匹はいると思います。これは、捕っていてもきりがないので、この虫をいっきに退治する方法を考えてみました。これは、ガスで退治するのが一番良いと思い、このバルサンを使いました。(バルサンにも色々種類がありますが、このオレンジ色のバルサンを使ってください。)カメムシ・ムカデ・ゲジ・アリって書いてある物です。他のは効かないのでご注意を!

このバルサンを3つ買いまして、まずは、倉庫に1コつけて煙を出しました。次に、冷蔵庫の前の収納口を開けて、床下に1コつけて煙を出しました。あとは、台所近辺に1こつけて煙を出しました。ここは2F家になっていましたので、1Fのトイレのドア・風呂のドア・部屋の仕切りの戸はすべて開けてガスが行くようにしました。あと、火災探知機がある場合は、袋をかぶせて輪ゴムで止めておきました。(これをしないと火災探知機が煙で反応して鳴ります)2Fは、大丈夫です。この虫が家の中にいる場合は、水回りの近くに集まってきますので1FだけでOKです。あとは、外に3時間くらい遊びにいって帰ってくればよいです。帰ったら、確認してみるとわかるのですが、かなりの数のバラゾウムシは死んでおります。数匹うろうろしておりますが、2~3日もすれば、すべて死んでおります。気になるようでしたら、ペットボトルに洗剤を数滴入れて水を少し入れてから、その中に捕まえたバラゾウムシを入れてください。すぐに死にます。バルサンをたいてから3日たって行ってみたらすべていなくなっておりました。バラゾウムシは、どんどん交尾して増えていきますので、早めにすべて退治してください。