ユリを育てている人なら一度は経験したことがあると思いますが、葉や蕾がボロボロに食害されていた場合の犯人は、ユリクビナガハムシという体長1cmくらいの小さな昆虫です。今の時期に発生して
どんどん食害していくのであという間に大切なユリがボロボロになります。ハムシで成虫は、色は明るい茶色のボディで幼虫は、なんと自らの排泄物を背負って生息しております。発生が少数なら捕殺程度で可能ですが、数がかなりいるとスミチオン乳剤 を使えば、植物を食べることによって殺虫ができるので簡単に駆除できます。

芽キャベツによくいる害虫は、アオムシとヨウトウムシです。モンシロチョウが飛んでいれば卵を産みつけて、しばらくすると幼虫がでてきて、葉裏から葉を食害して大きくなり、数がたくさんいれば拡散して被害が大きくなります。ヨウトウムシは蛾の幼虫で、成虫の体長は20mmくらいで、葉の裏に1000個以上の卵が産みつけられていますので、孵化して食害していき、大きくなるにつれて分散して被害が増えていきます。成長するにつれて夜に活動するのでとてもやっかいな幼虫です。これらの幼虫を見つけたらベニカベジフルスプレー を使うと効果的です。約1か月も薬の持続性があり、葉の裏側まで浸透して退治してくれます。

アルゼンチンアリは、本来、日本に生息していなかった蟻です。最初は、広島県で発見されたのですが、おそらく木材などにまぎれこんではいってきてしまったのでしょう。今は、広島県のみだけではなく暖かい地方、山口県・岡山県・京都府・大阪府・愛媛県・高知県・徳島県・香川県・愛知県・岐阜県・神奈川県・東京都など被害が全国に広がってきております。アルゼンチンアリは、北米・南アメリカ・ヨーロッパ・ハワイなどで多く見られるアリです。大きさは、赤アリと同じくらいで、巣には日本の蟻と違って多数の女王アリが存在します。これが大きな巣になると何百もの女王アリがいて、この女王アリ1匹が条件がよいと1日に約60個の卵を産みますので、あっという間に巨大なコロニーとなってしまいます。
このアリは、なんでも食べますが、特に甘いものを好んで食べ、広島県で被害が発見される場所は、台所などが多いようです。台所の窓のちょっとした隙間から隊列になって侵入してきて、生ごみなどに 群がっているケースが多いようです。このアリを見つけたらすぐに、このアルゼンチンアリ ウルトラ巣ごと退治 を使って退治しないととても厄介なことになります。自分の家にいなくても近所でこのアリを見かけたら、そのアリも駆除しないとすぐに自分の家にも入ってきてしまいます。このアリは、女王がたくさんできるためコロニーをどんどん作っていくタイプなので、全体の地面下の蟻の巣の長さは何十キロにもなってしまうためです。スーパーコロニーを作る前に一刻も早く撃退しましょう。

トマトを栽培していると、トマトの尻が茶色くなってきて腐ってくる場合がありますが、これは尻腐病と言って、生育に変化がおきてしまう現象です。トマト農家の人は、何が原因かわからず、そのまま状態が悪いトマトをもぎとって処分してしまっております。この症状は、病原菌や害虫が原因ではなく、畑の土壌中のカルシウム不足や根の発育不足からおこっております。これを防止するには、苗を植えつける前に苦土石灰 を施して不足分を補っておくととても良いです。あとは、乾燥に気をつけて水と肥料を与えてトマトの根を健康に育ててください。

キュウリを栽培していると、気がつかないうちに、葉に小さな斑点が出来てきて、これを放置しておくと、どんどん増えていき黄色の斑点がたくさん増えて葉の裏がカビだらけになってきます。梅雨の時期には、湿度も高くなるのでベトベトになってきます。黄色の斑点が出て来たら、べと病なのでこのサンボルドー を水で薄めて散布するとよいです。この薬の成分は、塩基性塩化銅なので斑点細菌病・カビなどにはとてもよい効果を発揮します。